親父にはかなわないや

僕の実家はお父さんが美容室を経営してて、今でも現役でやっている。


実家は僕が小学生の頃が全盛期だったと思う。

スタッフも6人いたし、お店に行くといつもお客様で賑わっていた。
そんな僕の実家は群馬県の中之条と言うところにあり、東京から向かうのであれば高崎まで行き、さらにローカル線で揺られること1時間ほどで着く。(途中の吾妻川はシーズンになると鮎釣りをする人で多くなります。)
↑↓コチラが中之条駅を降りてすぐ、
すなわち【駅前】である…

うそかまことか、駅前にはスーパーやコンビニすらありません(笑)

むしろ山が近くにそびえて
雲だってあんな近くに見える。


東京じゃけして見れない光景ですよね\(°∀° )/



そして駅から徒歩7~8分程の距離に僕の実家があります!!


コチラがわが家でもあり、美容室です。
【ヘアーtheシルク】


と言う名の美容室で

ド田舎の割には

とびきり異彩を放つ存在だった。




当時は中之条の若者はみんなシルクに集まる。



あそこは悪の集まりだ!


なーんて噂とかもありましたけど、それが楽しかった。

いつも地元の高校生のたまり場になっていたけど、一緒に遊んでくれたりした良い人達ばかりだった。



スタッフも僕の部活の送迎を親の代わりにしてくれた(笑)



そんなたくさんの思い出が詰まった美容室です。



しかし、


不景気や少子化・過疎化で若い人が減ってお店も落ち着きすぎています。



スタッフもそれぞれ独立して



今はお父さんがひとりで切り盛りしてる。



たまに帰ると『あれ?親父こんなに小さかったっけ?』



となんだかよくわらからない気持になる。




ただ僕はその光景を見て
なんとなくだけど『少しさみしそう。かわいそう。』




などの思考になったのだが。





親父は違って
『若い時にいっぱい経験できてよかった。今は確かに一日あけていて一人も来ない時があるけど、それでも通い続けてくれるお客様を大切にするって気持ちがとても強くなった。』


と前向きに捉えていた。







俺もこの人の血を受け継いでいる以上、








いつまでも前向きに頑張っていこうと思う。

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